2022-01-31
土地の売却がなかなか決まらないとき、さまざまな原因が考えられます。
「原因」を知り、適切な「改善案」を検討することで、売れない土地の売却も進む可能性が高まってきます。
この記事では原因や改善案にくわえて、さらに売却成功のためのポイントも解説します。
仙台市で土地の売却をお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。
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土地を手放したいとお考えの方にとって、なかなか売れない状況が続くと、費用や税金もかかり続けて悩みの種となり得ます。
まずは、土地が売れない場合のおもな原因について、おさえておきましょう。
適正な価格で売り出していたつもりが、実際には周辺の土地相場よりも高い価格となっており、売れない原因となっているケースがあります。
大切な資産である土地を売却するなら、より有利な価格で売りたい気持ちになりますが、相場以上の価格では売れないまま残る可能性も出てきます。
結果的に、早期売却も遠のいてしまいます。
土地の性質は、一見しただけではわかりづらいものです。
買主が土地の見えない部分に対して何かしらの不安を感じ、あと一歩のところで売れない原因になってしまっているケースもあります。
買主が抱きやすい懸念点としては、「地質が砂か粘土層か」「地盤が軟弱地盤ではないか」「土壌汚染はされていないか」「地中に埋設物はないか」といった点などが挙げられます。
土地の立地が起因して売れない場合があります。
たとえば、「周辺にスーパーなどの利便施設がない」「駅から遠い」などの立地条件から、買い手に敬遠されてしまい売れないケースです。
土地の立地を直接的に変えることはできませんが、ほかの部分で魅力をおぎない売却をおぎなうことが大切です。
土地は広いほど良いといったイメージがあるかもしれませんが、個人の買主には、あまりに広いと手に余ると考えられてしまうことがあります。
もちろん狭すぎる土地も売れない原因になります。
都市部であれば、40坪から80坪が一般的な戸建て住宅を建てるために適した広さです。
マイホームのための土地探しをしている買主向けに、ひとつの参考にできるでしょう。
ここまで読み進めて、立地や地質などに問題がなくても「土地が売れない場合があるのはなぜだろう」と疑問を感じた方もいらっしゃるでしょう。
実は、土地が得意分野ではない不動産会社に依頼しているのかもしれません。
不動産会社にも得意分野がありますから、土地が不得意な不動産会社に依頼していると、売れそうな土地でも時間がかかるということはあり得ます。
土地取引の実績が豊富であるかが判断のヒントになります。
弊社のように、土地ならではの売却ノウハウを持っている不動産会社に依頼いただくことは、売れない状況を打破するベースとなります。
こちらの記事も読まれています|不動産売却における「負動産」とは?負動産を「富動産」にする対策をご紹介
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土地が売れない原因を探ったら、次に売却成功へつなげる改善案を具体的にみていきましょう。
地盤は、土地を見ただけではわからず、買主にとって不安要因となっている可能性があります。
費用はかかるものの「地盤調査」をおこなうことは、改善策として有用です。
地盤調査にはいくつか種類がありますが、一般的に実施されている「スウェーデン式サウンティング試験」がおすすめです。
レポートも提出され、費用も比較的リーズナブルにおこなえます。
土地の状況が明確になれば、購入を検討する買主にとっても心理的なバリアがはずれ、有利な価格での売却にもつながりやすいでしょう。
地歴によって「土壌汚染の可能性を調査」することも可能です。
安全性がわかれば、買主の安心につながり、売れない土地の改善案となるでしょう。
また、もしも土壌汚染があって知らずに売却すると、損売賠償などが生じるリスクもありますから、少しでも心配がある場合にはトラブル回避のためにも検討するのが良いでしょう。
土壌汚染調査の種類には、フェーズ1とフェーズ2があります。
フェーズ1では、住宅地図や航空写真などの資料を用いて、地歴を確認します。
フェーズ2は実際に土をサンプリングして調べていくというもので、売却時の調査ではフェーズ2をおこないます。
土地の境界があいまいな状態だと、売れない要因となっているかもしれません。
売りやすくする改善策として「境界を確定させる」ことも大切です。
境界を確定するときには、測量会社に確定測量図を依頼します。
境界には道路との境界となる官民境界や、隣地との境界となる民々境界がありますが、いずれも確定させることができるでしょう。
ただし、境界確定には数か月から半年以上かかるケースがあることも、あらかじめ把握しておきましょう。
売れない土地を売却しやすくするために、隣地と「越境の覚書」を締結するという改善案もあります。
境界が確定したあとに、問題になりやすいのが越境です。
越境の覚書は、屋根や草木など境界をあいまいにする越境物があるときに、隣地の方との是正方法などを取り決める書面です。
覚書には、売れやすくする改善案として大切になるポイントがあります。
土地の売却後に家などを建築するときは、隣地の方の費用負担で越境物を取り除くという内容を入れておくようにしましょう。
土地が売れない場合、基本的な改善案として「隣地に打診してみる」という手段もあります。
隣地が、店舗などで駐車場を必要としている場合には、とくに有効な改善案となり得ます。
立地の条件なども良いのに売れないという場合には、「価格の見直し」が改善案になるかもしれません。
買い手からすると、周辺の土地と比較しながら、より安く入手したいと考えているのが普通です。
しかし、安易な値下げをしてしまうと売主の方が損をしてしまいかねません。
土地を売り出し価格から値下げする場合にも、適切な割合があります。
売れない土地の値下げやタイミングは、不動産会社にもご相談ください。
こちらの記事も読まれています|不動産売却における「負動産」とは?負動産を「富動産」にする対策をご紹介
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売れない土地を不動産売却するには、おさえておきたいポイントがあります。
土地が広すぎる、狭すぎる、あるいは特殊な形状である場合など、物理的な問題があると、つい「売れないのでは…」と考えてしまうかもしれません。
この場合のポイントは、分筆や買い増しで需要を創出できる可能性があるということです。
たとえば、一般的な個人の買主が買うには広すぎて売れないという場合なら、分筆して、それぞれの土地を登記しましょう。
土地の形状が特殊な場合などは、隣地が売り地であれば買い増すのもポイントです。
しかし、その場合は当然ながら費用もかかりますから、適切な手段であるか、ほかにも有効な策があるかなど慎重にご検討ください。
一見、売れにくい土地であっても、角度を変えれば需要が見込めるケースは少なくありません。
ニッチな需要であっても、適切なターゲット設定と適正価格によって、売却成功にいたる可能性も出てきます。
そのような需要をつかむには、やはり「土地の売却」について深い知識と幅広いノウハウが必要になります。
仙台市での売却なら、土地の取引実績が豊富な弊社がお役に立てます。
こちらの記事も読まれています|不動産売却における「負動産」とは?負動産を「富動産」にする対策をご紹介
土地が売れない原因、売れやすくする改善案やポイントを解説しました。
土地の売却には、ほかにもさまざまなノウハウがあります。
仙台市で土地の売却をご検討されている方は、株式会社絆エステートまで、ぜひお気軽にご相談ください。
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